こんにちは、東京都荒川区のトレックストア『Plus1bicycies』のスタッフ須賀です。
昨年ブログでご紹介しました超軽量TPUチューブ「ECLIPSE」をしばらく使ってみましたのでインプレッションブログを書いていこうと思います。
【透明なチューブ！？】19.5gの超軽量チューブ入荷！
私が使用したチューブは最軽量モデル、
ECLIPSE ウルトラライト ロード チューブ
幅：700×20C～25C対応
重量：19.5g
価格：3,630円（税込）
耐パンク性能
軽量でチューブ自体も薄いためパンクしないか若干不安に思いながら使い始めましたが意外と頑丈！
使用開始から3カ月程経ちましたが今のところパンクはしていません。
乗り心地の実験の関係で空気圧を60PSIくらいまで下げたりして乗りましたがそれでもパンクせず！
空気漏れ
チューブが19.5gとここまでの軽量でバルブ周りの作りも軽量化されている為、さすがに1日、2日空気が持てばいい方ではないかと思っていました。
またTPUチューブは接合部分に問題があり空気漏れが早いブランドもあります。
が、「ECLIPSE ウルトラライト ロード チューブ」は通常のブチルチューブと同じくらいの空気の減り具合です。
条件にもよると思いますが試した感じ空気を入れてから2～3週間は走れるくらいには空気圧が保持されていました。
走り＆乗り心地
まず最初に感じた事はホイール周りが明らかに軽くなっている！
前後チューブだけで最大200g近い軽量化が見込める訳ですが、かなり軽くなったと感じます。
ダンシング時はもちろん、自転車を漕いでいて車体が少し横に振れるだけでも軽さを体感できました。
速度やバイクの取り回しやすさと言う面ではかなり良くなっています！
乗り心地についてですが、正直通常のブチルチューブと比べて悪い！（対策方法あり）
地面からの細かな振動、突き上げは通常のブチルチューブに比べてダイレクトに伝わってきます。
「ECLIPSE ウルトラライト ロード チューブ」を使用する前からタイヤは変えずにチューブのみ交換していますが乗り心地は悪くなっています。
ですが、対策方法があります。
それは単純に空気圧を下げる事！通常のブチルチューブ使用時より空気圧を10PSI～20PSIくらい下げて低圧で使用してみて下さい。
これでかなり改善されます。
（タイヤの指定空気圧にご注意下さい）
試しにタイヤの最低空気圧を無視して40PSIくらいでも乗ってみましたがチューブは特に問題ありませんでしたので、このチューブで乗り心地を良くしたい方はタイヤの指定最低空気圧で使用しても良いかと思います。
作業性
ブチルチューブと素材が違うため、チューブ交換の作業感覚が若干通常とは異なりますが作業がしにくいという事はありません。
注意点としてはTPUチューブは一度膨らむと元のサイズに縮まない為、チューブ交換時に事前に空気を入れる時には注意が必要です。
写真の様に膨らませる際はタイヤの幅以上に空気を入れない様に注意してください。
携帯性
通常のブチルチューブや軽量チューブに比べると1/3程のサイズで収まるので予備チューブとしても便利です。
ツールボトルに入れてもウェアの背中ポケットに入れても邪魔になりません。
写真は上から通常のブチルチューブ、軽量チューブ、ECLIPSE ウルトラライト ロード チューブ
まとめ
パンクや空気漏れの心配はそれほどなく、価格もTPUチューブの中では平均か少しお手頃な価格帯。
安心して使用できるTPUチューブブランドです。
他メーカーのTPUチューブと比べても最軽量ではないかと思われる19.5gは誰が乗っても軽さを感じて楽しめるチューブです！
唯一の弱点は乗り心地が悪いということ、これについては空気圧を下げて乗る事である程度の対策はできますが乗り手の好みもあると思います。
ホイールを下手にアップグレードせずともこの価格で大きく軽量化できるので試す価値はあるアイテムです！
タイヤ幅、リムハイトによってラインナップがありますのでお気軽にご相談下さい。
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投稿者：須賀 寛大
