【レビュー】新時代のニットシューズ Trek RSL Knit

こんにちは、東京都荒川区にありますトレックストア『Plus1bicycies』ストアマネージャーの須賀です。
2024年2月16日、トレックより新しいビンディングシューズが3モデル発表されました。
トレックから遂に新時代のニットシューズが登場しました。
早速100km程使ってみたのでブログの後半でレビューを書いています。
ぜひ最後までご覧ください!

Trek RSL Knitロードサイクリングシューズ

まずはハイエンドモデルにあたるTrek RSL Knitロードサイクリングシューズ

伸縮性のあるニット素材を採用した新時代のビンディングシューズです。
最大限のパワー伝達を実現し、一日中快適さも持続。
普段のライドからレースまで高いパフォーマンスを発揮できるシューズです。

サポート性の高い機能性ニットがまるでソックスのようなフィット感を実現しています。
特殊な配置をされているBOAダイヤルとMETNETパワーストラップが足をがっちりロックし、METNETリリーフゾーンが部分的に適度に伸縮することでペダリング効率と快適性が向上しています。
OCLVカーボンのソールと2個のLi2 BOAダイアルを備えているこのシューズは、軽く快適、そして速いハイエンドモデルのビンディングシューズです。

価格:67,900円(税込)

Trek RSLロードサイクリングシューズ

Trek RSLロードサイクリングシューズは、プロライダーのために徹底的に設計されたシューズです。
巧みな形状のアッパーに斬新なテクノロジーを組み合わせて快適性とパフォーマンスが大幅に向上、アタックも逃げもスプリントも確実に決められるパフォーマンスの高いモデルです。

Trek RSL Knitロードサイクリングシューズ同様に革新的なMETNETリリーフゾーンが必要な部位にしなやかさを与え、ペダリング効率、快適性が良くなっています。
パワー伝達に優れたOCVカーボンソールが、ペダリング効率を最大限に高め、2個のLi2 BOAダイアルはフィット感を細かく調整でき、足を快適に包んでサポートする履き心地を実現します。

価格:54,900円(税込)

Trek Velocisロードサイクリングシューズ

Trek Velocisロードサイクリングシューズは、どんな距離でも常に高出力で快適に走りたいライダーのためのハイパフォーマンスシューズです。
上位モデルTrek RSLロードサイクリングシューズと同じ技術を盛り込みモデルチェンジしました。
新しいMETNETリリーフゾーンにより必要な部位のしなやかさが向上、足の形に沿うようになり着用時の不快感が大幅に軽減されています。

価格:37,900円(税込)


新時代ニットシューズ「Trek RSL Knit」レビュー

私もTrek RSL Knitロードサイクリングシューズを買ってみました!

ニット素材のビンディングシューズは他のメーカーからも発売されておりここ数年で注目度が上がっています。
実は私も気になっていたサイクリストの1人、そこでこの機会に自分のシューズを買い替えてせっかくだからインプレッションを書こうと早速100km程使用してみました!

驚きの履き心地

履き心地はまるでソックス!

ニット素材の伸縮性によりとにかく足の形にフィットするシューズです。
密度の違うニット素材が足首、足の甲、土踏まず、母指球周りと各部にフィットする事でソックスに足を通しているかのような極上のフィット感が得られています。

今までのBontrager(Trekのパーツブランド)シューズは横幅に不快感を持つ方も多く、特に母指球、小指球の骨がシューズ側面に圧迫されるケースが多くありました。
普段の靴でワイドモデルを選ぶ私もこれまで2モデルBontragerのシューズを履いてきましたがと、母指球、小指球周りは若干窮屈だなと感じていました。
Trek RSL KnitロードサイクリングシューズはMETNETリリーフゾーンによって母指球、小指球部分をBOaダイヤルで固定するベルトが避けて伸縮する作りになっているのでこの部分の不快感が全くと言っていい程ありませんでした!

柔らかいアッパーは正義

1回の使用でもう今までのシューズには戻れないと思ってしまいました…

ビンディングシューズというとソールは硬い、アッパーも硬いというのが当たり前。
通常は硬いシューズでガチガチに固定する事で力が逃げずペダルへのパワー伝達が良さそうにも感じますよね。
ニット素材シューズはその常識をいい意味で覆します。

アッパーが伸縮性のある柔らかいニット素材になっているので
「踏み込んだ時に足の形が崩れてパワーロスになりそう」
「引き足で力が逃げそう」
と思うかもしれませんが、全くそんなことはありませんでした。
プロチームのLidl-Trekが少し前からこのシューズを使っていましたが、流石にプロの脚力で問題なくスプリントも勝っているのでそこら辺はしっかり研究されていますね。

METNETパワーストラップと名付けられたベルト部とBOAダイヤル、レースの配置がとても良く漕いでいて力が逃げるという感覚は一切ありませんでした。
伸縮性は持たせつつも、ベルト部によって固定すべきところはしっかりサポートされているようでした。

めっちゃ軽い

アッパーのニット素材は重量面でも通常の合皮素材シューズに比べてメリットになります。
ソールもTREKの誇るOCLVカーボンによって軽量かつ高剛性になっているので持った瞬間の軽さに驚きました。

金属製のBOAダイヤルがイイ

金属製のLi2 BOAダイヤルは走行中でも調整がしやすくとても便利に感じました。
少しグリップ力のある樹脂製のBOAダイヤルを採用しているシューズが多いのですが、それに比べて指先に引っ掛かりやすく走行中でも微調整がかなりしやすいと感じました。

シューズに採用されているBOAダイヤルのレースは、ステンレスワイヤーをナイロンでコーティングしたワイヤータイプの物が一般的ですが、Trek RSL Knitロードサイクリングシューズにはテキスタイル(非金属製)レースが採用されています。
これによりよりフィット感が上がっているのかなと思います。
(重量も軽くなります。)

そしてカッコイイ!

あとはこれ、何と言ってもカッコイイ!
ソールまで塗装されているのはメーカーのこだわりが感じられますね~
カラーはブログの最初に載せている2つのラインナップがあります。
私はブラック/ゴールドを選びましたがどちらもかなりカッコイイデザインです。
ゴールドどうかな~と思っていましたが現物は写真の10倍かっこいいですよ!

まとめ

ここまで色々と書いてきましたが不快感の一切ないシューズ全体のフィット感、カーボンソールとMETNETパワーストラップによるダイレクトなパワー伝達、そして軽さ、これが相まって漕いでいる時にシューズを間に挟まず足の裏にビンディングが直に固定されえているかのような感覚でした。
こんな経験初めてだったのでとても驚きました…
全てにおいてハイエンドモデルだと感じられる素晴らしいシューズです。

本日2月16日よりオーダー可能ですので気になる方はお気軽にご相談ください!

TREK STORE:Plus1bicyckes 荒川

東京都 荒川区 町屋駅から徒歩3分
お問い合わせ
電話:03-5604-9308
メール:machiya@plus1bicycles

投稿者:須賀 寛大

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