【インプレ・解説】ショートクランクもう6年も使っていた

こんにちは、東京都荒川区にありますトレックストア『Plus1bicycies』ストアマネージャーの須賀です。
今話題のショートクランクですが、

155mmクランクを6年、160mmクランクを2年使用しています。

と言う事でインプレッションも含めて効果を解説していこうと思います。

プロが使用して話題

最近プロのレースシーンでも身長176cmのタディ・ポガチャルが165mmのクランク使ったり、
身長171cmのレムコ・エヴェネプールが165mmクランクを使ったりと身長に対して短めのクランクを使っていると話題になっていますね。

クランク長を正確に測定するには、脚の長さ、股関節周りの柔軟性、その他もろもろを総合的に見て割り出す必要があります。
なのでクランク長は身長で測れるものではありません。
ですが、目安として言われている身長の10分の1という数値からすると明らかに短めを選択している事が分かります。

身長161cm:クランク155mm

私のロードバイクにインストールしているクランクは国内ブランドDixnaの「La・Crank 155mm」です。
購入した6年前はショートクランクと言うワードが出始めたばかりの時期でした。

身長が161cmの私は単純に計算すると160mmあたりのクランク長になりますが、当時シマノのラインナップに160mmクランクはなく、クランク長を考える機会もなかったのでずっと170mmを使用していました。
ショートクランク購入時は、身長からではなくフィッティングで脚の長さから計測して短めのクランク長155mmを選んでいます。

ショートクランクの効果

身体が全体的に硬く、股関節も当然のこと硬い私がショートクランクを6年使って感じている事は、

ロングライド後の股関節周りの疲労感が少なく、ライドの後半でも前に比べて足が回せるという感覚があります。
これは股関節への負担減とペダルが一番上へ来た時にスムーズに通過できることで生まれるメリットです。

仮にクランク長を170mmから160mmに短くすると直径で2cmペダリング時の円運動が小さくなります。
腿上げの高さを2cm下げているということです。
たかが2cmと感じるかもしれませんが、地面から340mmの腿上げと320mmの腿上げをすると多少違いが分かると思います。
さらにロードバイク上では前傾姿勢のため、股関節周りはより屈曲した状態、かつ1回のライドで数千回数万回と連続して行います。
2cm…実は侮れません…

2年前からは少し長い160mmクランクも使い始めましたがやはり股関節周りは155mmの方が楽だと感じています。

ショートクランクの副産物

クランク長を短くするとペダルが一番下に来た時の高さが上がります。
そのため、簡単に言うとクランク長を短くした分サドルは高くなります。

車体購入時に適正なフレームサイズと言われているのにサドルがかなり低い。
そんな方は実は完成車に付属しているクランク長があっていない場合もあります。

まとめ

プロの選手はペダリング時の効率を重視してショートクランクを選んでいるかもしれませんが、一般のサイクリストにとっても体への負担が減るという大きなメリットがあります。
ゆるポタ、ロングライドで快適性を重視する人は特にショートクランクをオススメします!
クランク長もフィッティングにより確認できますので詳しくはご相談ください。

トレックストア:Plus1bicycles プラスワンバイシクルズ
東京都 荒川区
 町屋駅から徒歩3分
お問い合わせ
電話:03-5604-9308
メール:machiya@plus1bicycles

投稿者:須賀 寛大

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