ディスクブレーキの音鳴り

ディスクブレーキの自転車で経験する事もあるのがディスクブレーキの音鳴りです。
ディスクブレーキの音鳴りにはいくつかの原因があり、大きい音が出る事もあります。

音鳴りが続くと乗っていてストレスになるのはもちろん、制動力が弱くなっている場合もあります。
今回はディスクブレーキの音鳴りの原因と対策を紹介していきます。

雨天時の走行や洗車などでディスクローターが濡れている場合も音鳴りが発生しますが、こちらは基本的に乾くと音鳴りが解消されます。

ディスクブレーキの音鳴りの原因は大きく分けて3つ考えられます

1. オイルなどがディスクローター(銀色の円盤)に付着している

音の原因としてオイル(油分)がディスクローターに付着している可能性があります。
オイルが付着していると、音鳴りはもちろんのこと制動力も大幅に落ちてしまうためとても危険です。

★洗車時に付着してしまう

洗車の時はスポンジやタオルを使うと思いますが、汚れる前にブレーキ周りを先に洗うと良いと思います。
カーシャンプーでもワックスやシリコン入りの物を使うと音鳴りや制動力低下にもなりますので、注意してください。
パーツクリーナーでディスクローターを洗浄する方もいらっしゃいますが、含まれている溶剤が音鳴りの原因となることもあります。

★雨天走行で水たまりにオイルが浮いている場合も…

オイルの混ざった水でブレーキが濡れるとその場は普通にブレーキが効いても、次回走行時に突然ブレーキが効かない!?
と言う事もあります。
走り始め直後にブレーキフィーリングの確認をオススメします。


2. ブレーキパッドのダストが残っている

★軽くブレーキを使い続けていると…

ブレーキパットの表面とローター表面がツルツルになります。
ブレーキパットカスがパットとローターの間に残りブレーキが滑る原因となり、音鳴りと制動力低下になります。
ある程度しっかりとブレーキを使っている方だと、この症状は少ないと思います。


3. パッドやディスクローターの消耗

消耗品が原因で音鳴りやトラブルが発生することもあります。
この場合は消耗品交換や交換に合わせた調整などが必要になる事があります。

ディスクローターの汚れが原因の場合、ディスクローターの洗浄をする事で音鳴りが解消することがあります。
下記のページでディスクローターの正しい洗浄方法をご紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください!

ディスクブレーキの洗い方

その他の原因も?

他の原因で音鳴りが発生することもあります。
ブレーキだけでなく、他の部品に問題があるかもしれませんので、定期的に点検にお持ち頂く事をオススメします。

その他に自転車のことで気になる事があれば
お気軽にご相談下さい。

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