自転車で走っていて一番多いトラブルと言えばパンクですね。
これは初心者であろうと、長く自転車に乗っている人であろうと、一般自転車、スポーツバイク関係なく起きます。
パンクをよくする方で「2か月、3か月おきくらいで必ずパンクする!」って経験のある方いませんか?
そのパンク無くなる、または減らせるかもしれません!
このページではパンクする可能性を低くするコツとパンクの対処方法をご紹介します!
パンクの可能性を低くするコツ
1. 定期的な空気入れ&空気圧チェック
『自転車のパンク』=『何か尖った物を踏んだ』って連想しませんか?
確かにガラス片や釘などを踏んでパンクするケースもそこそこありますが、実は一般自転車の場合一番多いパンクの原因は…
空気圧不足(空気入れのしなさ過ぎ)が原因です。
このページの最初に書いた「2か月、3か月おきくらいで必ずパンクする!」これは9割が空気入れの頻度で解決します!
もちろんスポーツバイクも空気圧不足でパンクする事があります。
空気圧が少ないことによるパンクの場合チューブがタイヤ内で動いて擦れてしまい、チューブが全体的に薄くなって穴が空いてしまうこともあります。
その場合穴を塞ぐパッチ修理(通称:パンク修理)で直すことが出来ず、チューブ交換が必要になる事もあります。
更にひどい場合はタイヤの潰れた状態が続いたことにより、タイヤの交換も必要になる事があります。
空気は乗っていなくても抜けて行きます。
一般自転車の場合は少なくとも1ヶ月に1回、スポーツバイクの場合は2週間に1回の空気入れを心がけましょう。
もちろんチューブによって空気の抜け方は異なりますので、頻度良く空気を入れるほどGOODです!
2. なるべく段差があるところを走らない
タイヤが太いバイクではなく比較的細いロードバイクなどに言えることですが、段差があるところを走るとパンクするリスクが増えてしまいます。
なるべくでいいので綺麗に舗装された道を走るようにしましょう!
パンクの種類
よくあるパンクのパターンをご紹介致します。
空気圧不足によるパンク
前の項目でも記載している空気入れの頻度が原因で起こるパンク。
適切な空気の圧力で定期的に空気入れを行いましょう。
一般自転車のパンクの中で最も多い原因です。
空気を入れないとチューブ交換やパンク修理をしても必ず
尖った物が刺さるパンク
ガラス片や釘など尖った物が刺さってパンクしてしまった場合、タイヤに異物が残っていると再度同じ箇所でパンクが発生してしまいます。
特に散乱したガラス片の上を走った場合だと複数箇所に刺さっていたり、パンクしていない側のタイヤにも刺さっていることがあります。
刺さっているガラス片は全て取り除きましょう!
また、タイヤに空いた穴が大きい場合は以後その穴に異物を拾いやすくなりますので状況に応じてタイヤ交換をオススメします。
虫ゴムの劣化
厳密にはパンクと違いますが、一般自転車などに多く使われている英式バルブ(洗濯バサミのような空気入れで空気を入れるタイプのバルブ)は虫ゴムという部品でバルブからの空気の逆流を防いでいます。
この虫ゴムは消耗品で、消耗すると空気の漏れが発生するので交換が必要になります。
虫ゴムの劣化で空気が漏れる場合はチューブに問題が無く虫ゴムのみの交換となります。
パンクとの見分け方は、空気入れを外した瞬間にバルブから空気が漏れる場合は基本的に虫ゴムが原因です。
虫ゴムは自転車店にて交換が可能です。
チューブ劣化によるパンク
チューブもゴム製品の為いずれは劣化してしまいます。
劣化したチューブからは少しずつ空気が漏れるため、パンクと気が付きにくい事もあります。
チューブの劣化によるパンクの場合はパンク修理ではなくチューブ交換が必要となります。
定期的にしっかり空気を入れることでチューブを長持ちさせることが出来ます。
パンクの対処方法
・自分で直す(パンク修理キット)
出先でのパンク時に近くに自転車店がない、そんな時にパンク修理キットを携帯しているのならその場でパンクを直してしまいましょう。
パンク修理キットはスポーツバイクショップに行けば売っていることが多いです。
Plus1bicyclesでも販売していますのでぜひご活用ください!
パンク修理キットの使い方、注意事項は当店で定期的に行っている『チューブ交換講習会』で学ぶことが出来ます。
講習会についてはブログ、SNSなどで予約を受け付けておりますのでチェックしてみてください。
・自転車店に持ち込む
パンク修理キットを持っていない場合、近くの自転車屋さんへ行きパンクを直してもらいましょう。
ホイールの故障に繋がってしまうため、パンクした状態で自転車に乗ることは避けましょう。
誰も通らなさそうな、自転車屋さんから遠い場所でパンクしたら悲惨なのでぜひスポーツバイクにお乗りの方はパンク修理キットは携帯しましょう!
その他に自転車のことで気になる事があれば
お気軽にご相談下さい。