先日のMadone SLR Gen 7に続き、Domane SLR Gen4の試乗です。
なかなか乗れる機会が少ないモデルかもしれませんので…
荒れてみました!
多摩川CRは比較的路面が凸凹ボコボコ路面なので、更にデコボコへGOです!
Domane SLR Gen3と比べてみると…
突き上げ感も少なく、必要な分はしっかりと動いているので乗り心地はとてもいいです。
もう少しダンピング後の収まりがあると良いかな?と思いましたが、走っていて気にするレベルではありません。
ISO Speed
Gen3から機構が大きく変わり、見た目は「かなりシンプル」になったISOSpeedはSLも同様なつくりとなっています。
今までのISOSpeedと比べると、結構柔らかい?よく動く?
そんな感じです。
Domane SL Gen3の構造と比較すると初期の硬さが少なくなり、体重による差は少なくなったと感じます。
田子との体重差37キロの須賀が乗っても、後ろから見ていても分かるぐらい、しなやかに動いていました。
フロントISOSpeedが廃止となり、300g軽くなったのですが…
手に来る振動はどうか?フロントISOSpeedの有無!?
軽量化を目的として廃止となったフロントISO Speedですが、これで乗り心地が大きく悪くなったか?
答えはNO!でした。
ヘッド周りのカーボンレイヤーの見直し等を行った結果なのかな?と思います。
リアISOSpeedの進化が目立ちますが、手への負担は大きくフロントISOSpeed廃止での乗り心地の変化は心配していました。
快適性の面も向上していますが、フレームの空気抵抗削減にも抜かりは無いです!
ヘッドチューブ周りのデザインも更に進化し、空気抵抗削減につながっています。
個人的にですが、MadoneSLRと比較をすると流石に…と思いますが、エンデュランスロードとして見た時には十分なエアロ効果を発揮していると思います。
Gen2と比べるとGen3は別物と思えるぐらい速度の伸びが良く、Gen4は正常進化したとおもいます。
詳しいデータなどは無いので、体感的にと言う事となりますのでご了承ください。
Domane SL/SLRの楽しみ方は?
田子の個人的なDomaneの楽しみ方は…
ロードバイクとしても、軽めのグラベルロードとしても楽しめるバイク!
と書いても良いと思います。
Domaneは速いロードバイクとして見られる事が少ない様にかんじますが、レースでも十分に走れるスペックは持っていると思いますので、ホイールなどでバイク自体のキャラクターをロードよりに振り向けるのも良いと思います。
Paradigm Comp25の様なワイドリムホイールを使えば38cまでのグラベルタイヤを使う事も出来きます。
タイヤを変える事で、普段走っている場所でも新しい発見が出来る可能性はとても高いです。
土の上などでもグラベルタイヤを使えば滑る感じも少なく、走る場所がとても増えます。
ただ、ロードタイヤよりも転がり抵抗は大きくなるので、長距離を走る場合は体力次第になりますが…
荒れた路面でもワイドタイヤを使って走ると快適過ぎて路面状況に対して無頓着になるかもしれません。
エンデュランスジオメトリ―なので、ヘッドチューブは長いのが特徴です。
H1.5と比べると…
H1.5ジオメトリ―バイクのコラムスペーサーMAXもりもり40mmとエンデュランスジオメトリ―のコラムスペーサーMAX抜き0mmが…
ほぼ同じ高になります。
Domane SL/SLR以外にレースモデルのRSLが存在しています。
SL/SLRを乗ってみて感じたのは、どちらのモデルの十分に正常進化をして速さも乗り心地も快適性が向上したと感じます。
Domaneらしくフレンドリーなバイク感は変わらずなのは嬉しい所ですね♪
ちなみにMadoneもGen6よりもGen7の方が少しフレンドリーな感じがしました。