SuperCaliberも1年間使ったので、そろそろフォークフルードぐらいは交換が必要な時期となりました。
使い始めの頃はインナーにオイルと汚れが合体した輪っかが出来ていたのですが、最近は輪っかが無い状態になってきました。
オイルがフォーク内部に水や汚れの侵入を防ぐ役割もあるので、時期的に「ちょっと遅かったかも?」と思っています。
ボルトの取り外し。
インナーロッドを止めているボルトを取り外します。
左右にボルトがあるので両方とも外します。
いきなりアウターが外れたり、オイルがドバドバと出てくる事はありませんが…
先にエアは抜いて、大気圧にしてから作業をする必要があります。このボルトにシールワッシャーも一緒に付いてくるので、ボルトから外さずに保管します。
左の写真をクリックするとSRAMのマニュアルページに行けます。
ネジを緩めても、インナーが外れないので、軽く叩きます。
実際の作業時の写真を忘れてしまいました…
スポーンと抜けますが、インナーロッドを曲げたらサスとして終了なので、注意しながら抜きます。
スポンジの取り外し
ちょっと分かりにくいですが、インナーチューブの潤滑にフルードを染み込ませたスポンジがあります。
内側の奥から、金属部分・スポンジ・ダストシールとなっています。
このスポンジがなかなか重要な役割をしていると思います。
バイクのフォークは散々メンテをしてきたのですが、MTBサスならではの造りだと思います。
スポンジを外してみたら…
元の色は白!
ゴミなどが内側に入ったのか?擦れた事が原因なのか?ちょっと分かりませんがクリーニングをして出来る限りキレイにして組みなおします。
トップキャップを外して、インナーロッドなどの作業へ!
ダンパー側はロックアウト機構は写真のパーツに付いてます。
左右で造りは違いますが、基本的な事は同じ作業となりましたが…
オイルまみれになり、写真がほぼ無くなってしまいました…
全体的にクリーニングなども終えて組立ですが、マニュアルに記載されているオイル量などは規定通りにした方が良いです。
あえて、使用違いに挑戦してみましたが…
サスがある程度沈み込んだところからの、バネレートの立ち上がりが早くなり、エア圧での調整がとてもシビアになりました!
基準値はとても良く考えられているなと改めて思いました。