あまり気にされる事の無いブレーキパットですが、タイヤと同様にとても重要なパーツとなります。
制動力だけでなく、コントロール性にも大きく影響をしてきます。
今回は、各メーカーごとは種類なども多すぎるので、一般的な「レジンパット」と「メタルパット」について書こうと思います。
レジンパッドは「オーガニックパット」や「セミメタリックパット」と呼ばれる事もあります。
樹脂で固められた複合繊維からできています。
メタルパットと比較して柔らかく、ブレーキ時の音鳴りが少なくなります。
初期制動は穏やかで、握った分止まってくれます。
コントロール性が良いので、初めてのディスクブレーキバイクに乗った方でも不安なく乗れるのがレジンパットの方かもしれません。
メタルパッドは焼結パッドとも呼ばれ、金属の粒子を融合させて作られます。
メタルパッドは自動車やオートバイにも使われており、多様なコンディション下で安定した高いパフォーマンスを発揮してくれます。
雨天時、レジンパットと比べると初期制動の立ち上がりは早いのですが、晴れの日だと少し「ガツン」とした感じになります。
ここは慣れの問題なので、気にしなくても良い範囲だと思います。
ブレーキローターへの攻撃性はメタルパットの方が強い傾向にあります。
高温高負荷で使用する方にオススメです。
ブレーキ時、メタルパットの方が擦れている音が大きく、レジンパット比べると金属が擦れる音が聞こえます。
レジンパットも聞こえるのですが、田子の場合「にゅー」と聞こえます。
メタルパットとレジンパットを組み合わせて使う!?
ブレーキパットは2枚1組で使いますが、外側レジン・内側メタルで使用するのも面白いと思います。
この使い方はレジンとメタルの良いトコ取りでフィーリング的にも使いやすいので田子は好きです。
ただ、2種類のブレーキパットを買う事となりますが、十分なメリットはあると感じます。
シマノもHPで紹介しています。